【13】 矢筈の手

藤田昌武師範はよく「矢筈の手」と言うことを言われます。

矢筈とは、矢の一端で弦に当たる部分です。(下図参照)
矢筈
人差し指から小指を揃え、大きなグラスを持つようにしますと、丁度「矢筈」の形になります。藤田先生は、これを「矢筈の手」と表現されます。
矢筈の手2 矢筈の手3
藤田先生は、「矢筈の手は、合気道の技では大変重要である。相手の体と自分との接点である手は、握るのではなく、矢筈の手で相手に接し、相手を導くのだ」と言われます。


第一教で相手の肘を制する手、入身投げで相手の首を制する手、回転投げで相手の首・手首を制する手等は、いずれも「矢筈の手」で行うのが良いと教わっています。
矢筈の手4 矢筈の手5 矢筈の手6
藤田先生は、この「矢筈の手」の説明をされる時、最後に必ず言われることがあります。
「弓に矢をつがえようとしたら、筈が無い。『えっ、そんな筈が無い』というのはここから来ている。これ、本当の話だよ。」


【ご参考】
 矢筈 /ウキペディア▶
 筈   /ウキペディア▶ 
 筈押し/大辞林(三省堂)▶



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