【38】 宝物探し

奥村繁信師範から伺った話ですが、開祖は「道場には、爺があちこちに宝物を埋めてある。たくさん稽古するとたくさん見つかる」と言われていたそうです。


宝物は人によってその価値が違います。今の私にとって宝物とは合気道が上達するコツです。確かにたくさん稽古をすると、上達するコツはたくさん見つかります。相手が上手な場合はもちろん、相手が初心者であってもそれは言えます。初心者の人はこちらが思った通りには動いてくれません。しかし、そこをどう動かすかはとても勉強になります。


仲の良い人と稽古することも楽しいですが、知らない人、大きな外国人の方と稽古することも大切です。誰とでも稽古し、誰に投げられても怖くない、あの先生の時は上手くできるのに、あの先生の時は上手くいかないというのではいけません。どの先生の時にも、その先生のなさることを素直に真似る。先生が言われることを少し大袈裟と思うくらいに行ってみる。もっと突っ込めば、その先生の癖までも真似ると良いです。


何の世界でも先ずは師匠を真似ることから始まります。しかし、いつまでも真似てばかりいては上達しないそうです。あるところからは自分で工夫していく必要があり、それがその人の個性となり、その人の合気道になっていくのだと思います。何をどう工夫するのか、開祖が道場のあちこちに埋められた宝物探しだと思います。上達への道は、宝物探しの道だと思います。




★ 合気道開祖植芝盛平先生
     
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