合気道基礎知識 3. 姿勢と構え
普段の生活で猫背、ストレートネックになっていませんか。合気道の稽古を通して人間本来の姿勢に戻りましょう。
正しい姿勢の原則
正しい姿勢は全てのはじまりです。技の安定、ケガの予防、心の落ち着きにもつながります。
- 力学的に安定していること
- 筋肉にかかる負担の少ないこと
- 内臓諸器官の機能を妨げないこと
- 総合して美しいこと
正しい骨格のポイント
いきなり骨を意識して動く事は難しいですが、これも慣れです。稽古を続けていくうちに徐々に分かってきます。
- 両足は垂直、両足の内側の線は平行
- 恥骨を後に強く引く
- 背骨は直上に向かって伸ばす
- 胸骨を前に出す
- 顎を引く
- 腰、肩の左右は平衡
- 鼻先と臍とは垂直
正しい筋肉のポイント
一度に色々な筋肉の事を考えると動けなくなります。一つずつ意識しそれが無意識でもできるようになったら、また次という様に一段ずつ階段を登りましょう。
- 足の親指に力が入っている
- アキレス腱が伸びている
- 腰の筋肉と腹との力が均衡して入っている
- みぞおち、胸、肩、頸の筋肉は柔軟にする
- 丹田に力を入れ、肛門は引き締める
立ち方
相手に対し必ず半身で構えます。まずは畳の線に合わせて立ってみます。前の足の爪先は相手側に向け、後ろの足は前の足に対して直角にします。足幅は概ね自分の肩幅に広げます。
次に前の足の爪先やや外に開きます(「外巴(ソトドモエ)を踏む」と言います)。と同時に後ろの足を前の足に対し直角にし、臍と腰が正面を向くようにします。 イメージはカタカナの「レ」です。 最後に重心を安定させます。

構え
合気道の構えとは、気の構え、心の構え、体の構えが一体となった「気・心・体」の構えです。
また、「無構えの構え」と言って、構えているようで構えていない、構えていないようで構えているようにします。自然に半身で立ち、手は太ももの前に下ろしておきます。