合気道基礎知識 4. 運足法
手は器用なので小手先の事はすぐにできるようになります。しかし足は不器用です。足の正しい運び方をしっかりと覚えましょう。
足捌き
足捌きはとても大切な技法です。体捌きの土台となる部分ですので、しっかりと稽古しなければいけません。よく「膝から下で歩くな」と言われます。
重心を一定に保ちながら「すり足」で移動します。前進する時は踵で、後退する時は爪先を蹴ります。 宮本武蔵も「足のはこびやうの事は、爪先を少しうけて踵を強くふむべし。」と言っています。
両手は両足の腿横に軽くつけ、「ナンバ」(右足が前なら右手が前)で移動します。「ナンバ」とは、右足と右手、左足と左手を同時に出す日本古来の歩き方です。 体の軸が安定し、無駄な力が抜けるため、合気道の動きに適しています。
歩み足
前進:普通に歩く時のように足を交互に運びます。
後退:同様に交互に運びます。
送り足
前進:先に前の足を前方に進め、後ろの足を前の足につけるを繰り返す。
後退:先に後ろの足を後方に進め、前の足を後ろの足につけるを繰り返す。
継ぎ足
前進:先に後ろの足を前の足に近づけ、前の足を出すを繰り返す。
後退:先に前の足を後ろの足に近づけ、後ろの足を出すを繰り返す。
回り足
片足を軸にしてコンパスで円を描くように、もう一方の足で前進・後退します。慣れてきたら、弧を直線的に描くようにします。
故藤田昌武師範の運足法説明動画
藤田師範による運足法の基本解説です。動きの流れを確認する際にご活用ください。
※動画は YouTube より引用しています。