心に残る教え 2. 守破離
故奥村繁信師範の教えです。
合気道学校時代、奥村先生から「合気神髄を読みなさい」と言われました。
裏表紙に先生の好きな言葉を書いていただけませんかとお願いしたところ、「守破離」と書かれ、「私もまだまだ『守』の段階です」と言われました。
この時、奥村先生は九段でした。
守破離の意味
奥村先生から次のように教わりました。
■ 守:形(かた)を守る
初級の段階/一生懸命、師の教えを守る
■ 破:形(かた)を破る
中級の段階/自分の体形に合った技で個性を出す
■ 離:形(かた)から離れる
上級の段階/形にこだわらない自由自在、「動けばそれが技になる」
私見
基本の第一教も、先生が10人いれば、十通りの教え方をされます。どの方法が正しいのかと考える必要は全く無いと思います。 その時のその先生が言われること、されることをひたすら忠実に真似ることができれば、その日の稽古は充実したものになると思います。
ある程度稽古を積んでいくと、先生によって技の掛け方が微妙に違うのはすぐにわかります。そこがその先生の持ち味だと思います。 しっかりと味わわせていただくこと。そして、10人の先生の共通する部分は何かを探求していけば、「守」の段階も楽しく、 毎回の稽古で新たな発見ができるのではないかと思います。
「合気神髄」の裏表紙に書いていただいた奥村先生の直筆