アルファベットの「D」が示す合気道の動きとは
故藤田昌武師範の教えです。
藤田先生は、相手を投げる際に「遠くへ投げようとしてはいけない。イメージはアルファベットの『D』だよ」と、よくおっしゃっていました。
アルファベットの「D」の動きとは
■ 手(上半身)の動き
手の動きは「上げる時は丸く、下げる時はまっすぐ」と教えられます。
まさにアルファベットの「D」を描くような動きです。書き順としては正しくないかもしれませんが、イメージはまさに「D」です。
■ 腰(下半身)の動き
藤田先生は、手は「D」の軌道で動かしつつ、腰は直線的に入身されます。
■ 藤田先生の投げ技
先生に投げられると、あっという間に両足が宙に浮き、次の瞬間には体全体が畳に吸い込まれるように落ちていきます。
相手に合わせて投げる
真下に叩きつけるような投げ技は、相手が頭を打つ危険があると言われることもあります。 しかし藤田先生は、相手の受けの技量に合わせて投げておられるため、危険ではありません。
また、真下に投げようとしても先生のようにはいきません。どうしても間延びしてしまいます。
先生に投げられた時の感覚を思い浮かべながら、日々工夫を重ねています。
――藤田先生のアルファベットの「D」の教え――