合気道開祖・植芝盛平翁の写真

公益財団法人 合気会 公認道場

AIKIDO Yachiyo Enmeikai

心に残る教え 16. 矢筈の手|合気道 八千代円明会

「矢筈の手」の教え

藤田昌武師範の教えです。
藤田先生は、「相手を制する時の手は、握ってはいけない、広げてもいけない、矢筈の手だよ。」とよくおっしゃっていました。

矢筈とは

矢筈とは、矢の一端で弦に当たる部分です。

矢筈の説明画像

矢筈の手の形

人差し指から小指を揃え、大きなグラスを持つようにし、手首側に少ししわが寄るようにすると、丁度「矢筈」の形になります。藤田先生は、これを「矢筈の手」と表現されます。

矢筈の手の形①の写真  矢筈の手の形②の写真

技の中での矢筈の手

先生は、「矢筈の手は、合気道の技では大変重要である。相手の体と自分との接点である手は、握るのではなく、矢筈の手で相手に接し、相手を導くのだ」と言われます。

第一教などで相手の肘を制する手、入身投げで相手の首を制する手、回転投げで相手の首・手首を制する手等は、いずれも「矢筈の手」で行うのが良いと教わっています。

■ 第一教などで相手の肘を制する手
第一教などで相手の肘を制する手の写真

■ 回転投げで相手の首・手首を制する手
回転投げで相手の首を制する手の写真  回転投げで相手手首を制する手の写真

藤田先生は、この「矢筈の手」の説明をされる時、最後に必ず言われることがあります。
「弓に矢をつがえようとしたら、筈が無い。その時思わず口から出る『えっ、そんな筈が無い』というのはここから来ている。これ、本当の話だよ。技の途中でも『そんな筈が無い』はダメだよ。矢筈の手でしっかり相手をコントロールするんだよ。」


目次(心に残る教え)→

 

↑ページ先頭へ