【5】 第一教の受け
第一教は基本の技です。そしてその受けは、基本中の基本です。しっかり稽古しましょう。
例:右手で正面打ち
◆ 表 |
〇 良い受けの取り方
取りの技に合わせ、左足のつま先の向きを相手と反対の方向に向け、左足に重心を移動しながら、右足は上に上げていきます。股関節が硬く、右足が上がらない人は、その場で伸ばしていきます。取りが腕を斬り下ろすまで、目は自分の右手刀を見るようにし、臍も右手刀の方向に向けていきます。取りが腕を斬り下ろした時、左手を畳に着け、次に左膝を畳に着けます。
写真をクリックすると大きくなります。写真は左手での正面打ちです。
× 悪い受けの取り方
取りが技を掛けてくる時、顔を相手と反対の方向へ向け、右足を大きく前に出してしまい、尻が相手に向いてしまう。 |
◆ 裏 |
〇 良い受けの取り方
取りの転換に合わせ、左足を右足に寄せ、次に右足を大きく取りの方向へ踏み込みます。右膝を畳に着け、次に左手を畳に着けていきます。
× 悪い受けの取り方
取りが転換する時、左足が右足を大きく越え、腰砕けの状態になってしまう。 |
◆ 受けは常に攻撃 |
正面打ちを打って「はい、お終い」ではなく、崩れながらも再度反撃する気持ちを持ち続けます。そうすることで取りとのつながりができ、相手と結んでいく感覚が養われます。この感覚が取りの時にも役立ちます。 |
心構え |
正面打ち |
呼吸法 |
十字絡み |
着装 |
横面打ち |
第一教 |
腰投げ |
礼 |
突き |
第二教 |
合気落とし |
立ち方・座り方 |
交差取り |
第三教 |
円明投げ |
目・手・足・臍 |
片手取り |
第四教 |
自由技 |
体捌き |
両手取り |
第五教 |
短刀取り |
受け身 |
諸手取り |
入身投げ |
太刀取り |
膝行 |
両肩取り |
四方投げ |
杖取り |
残心 |
後ろ取り |
小手返し |
多人数掛け |
準備・整理運動 |
肩取り正面打ち |
天地投げ |
立ち技 |
単独・相対動作 |
武器の扱い |
回転投げ |
座り技 |
稽古上の安全 |
多人数 |
呼吸投げ |
半身半立ち技 |