【10】 第一教の抑え方

例:受けの左手を抑える
第一教は腕抑えとも言います。抑え方も色々な方法がありますが、基本的には右手で肘を抑え、左手で手首を抑えます。右膝は受けの脇腹を、左膝は手首のところに置き、跪座(きざ)の状態で抑えます。


猫背の状態で抑えると、自分の体重を受けに乗せることができませんので、受けは起きてこられます。腰骨を伸ばし、頭が受けの腕の真上に来るようにします。頭は大変重たいですから、それを使わない手はありません。正に「頭を使う」と良いです。


受けの左腕は、まっすぐ伸ばしきるのではなく、ほんの少し湾曲させて抑える方法もあります。自分でやってみるとわかると思いますが、伸ばしきっていると手首を支点にして起き上ってこられそうですが、少し曲げられると支点がなくなり、起き上がりにくくなります。また、自分の体の軸をやや右足よりに預け、体重を受けの顔に掛かるようにする方法もあります。


    第一教の抑え方1 




 心構え  正面打ち  呼吸法  十字絡み
 着装  横面打ち  第一教  腰投げ
 礼  突き  第二教  合気落とし
 立ち方・座り方  交差取り  第三教  円明投げ
 目・手・足・臍  片手取り  第四教  自由技
 体捌き  両手取り  第五教  短刀取り
 受け身  諸手取り  入身投げ  太刀取り
 膝行  両肩取り  四方投げ  杖取り
 残心  後ろ取り  小手返し  多人数掛け
 準備・整理運動  肩取り正面打ち  天地投げ  立ち技
 単独・相対動作  武器の扱い  回転投げ  座り技
 稽古上の安全  多人数  呼吸投げ  半身半立ち技

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