【１６】 半身半立ち・正面打ち小手返し
例：受けが右手で正面を打つ
今回は外入身で捌きます。右手で受けの右手を合わせながら、左手で受けの正面打ちの手が畳に着く位まで崩します。この時、受けは右半身になっていますが、取りも受けと同様右半身になります。小手を取った後に転換すると、折角低く崩した受けが起き上がって来ますので、転換せずその場で足を入れ替え、投げ抑えます。
半身半立ちでの正面打ちの打ち方
膝を伸ばして立ったままの姿勢で座っている相手の正面を打っても、相手の頭に手が触れる程度です。あるいは腰から曲がって尻を突き出す姿勢になってしまいます。半身半立ち（受けは立ち、取りは座る）で、受けが相手の正面を打つ時は、膝を柔らかし、やや両膝を曲げ、腰を落とすようにしながら、相手のみぞおちまで打ち込むようにします。
| 心構え | 正面打ち | 呼吸法 | 十字絡み |
| 着装 | 横面打ち | 第一教 | 腰投げ |
| 礼 | 突き | 第二教 | 合気落とし |
| 立ち方・座り方 | 交差取り | 第三教 | 円明投げ |
| 目・手・足・臍 | 片手取り | 第四教 | 自由技 |
| 体捌き | 両手取り | 第五教 | 短刀取り |
| 受け身 | 諸手取り | 入身投げ | 太刀取り |
| 膝行 | 両肩取り | 四方投げ | 杖取り |
| 残心 | 後ろ取り | 小手返し | 多人数掛け |
| 準備・整理運動 | 肩取り正面打ち | 天地投げ | 立ち技 |
| 単独・相対動作 | 武器の扱い | 回転投げ | 座り技 |
| 稽古上の安全 | 多人数 | 呼吸投げ | 半身半立ち技 |
