【13】 矢筈の手
故藤田昌武師範はよく「矢筈の手」と言うことを言われます。
矢筈とは、矢の一端で弦に当たる部分です。(下図参照) | ||
人差し指から小指を揃え、大きなグラスを持つようにしますと、丁度「矢筈」の形になります。藤田先生は、これを「矢筈の手」と表現されます。 | ||
藤田先生は、「矢筈の手は、合気道の技では大変重要である。相手の体と自分との接点である手は、握るのではなく、矢筈の手で相手に接し、相手を導くのだ」と言われます。
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藤田先生は、この「矢筈の手」の説明をされる時、最後に必ず言われることがあります。 「弓に矢をつがえようとしたら、筈が無い。『えっ、そんな筈が無い』というのはここから来ている。これ、本当の話だよ。」 |
★ 故藤田昌武師範の指導稽古(矢筈) |
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資料提供 YouTube |
【ご参考】
矢筈 /ウキペディア▶
筈 /ウキペディア▶
筈押し/大辞林(三省堂)▶